育毛剤の種類
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育毛剤の種類は大きく4種類
育毛剤には大きく以下4種類があります。
- 頭皮血行促進系
- 男性ホルモン抑制系
- 頭皮脂質除去系
- 栄養補給系
それぞれの効果・役割について見てみましょう。
頭皮血行促進系育毛剤
髪の毛の生成は毛母細胞という細胞が担っています。
そして髪の毛を生成するために必要な栄養素を送り届けているのが血液です。
血行が悪いと毛母細胞が「栄養失調」の状態となってしまいます。
頭皮血行促進系の育毛剤は、血行を改善することによって毛母細胞に栄養が行き届くようにし、髪の毛の生成を促します。
頭皮が硬い方は血行が悪くなっているということなので、このタイプの育毛剤を試すと良いかもしれません。
男性ホルモン抑制系育毛剤
男性の薄毛のほとんどはAGAです。
AGAは男性ホルモンの一種である「テストステロン」が「5αリダクターゼ」という酵素によって「デヒドロテストステロン」というホルモンに変換されることによって起こります。
あまり種類は豊富ではないですが、このタイプの育毛剤は5αリダクターゼの働きを抑制して、DHT(悪玉男性ホルモン)の「ジヒドロテストステロン(またはデヒドロテストステロン)」の生成を阻止します。
これにより脱毛指令がストップし、毛髪が頭皮に生き残ります。
よって、脱毛量に対し生成量が凌駕し、結果的に健全な毛髪サイクルを取り戻すことができます。
- ※AGAとは
-
「Androgenetic Alopecia」の略で、「男性型脱毛症」のことです。
主に30~50代の男性に多くみられ、薄毛や抜け毛に悩む男性のほとんどがAGAであるといえます。
AGAは日本全国で1,260万人いるといわれており、ヘアサイクル(周毛期)の成長期が短くなる影響で前頭部と頭頂部の髪が薄くなるのが特徴です。遺伝や男性ホルモンが大きく関わっていると考えられていますが、一度AGAの症状がでてくると脱毛が進行していきます。
頭皮脂質除去系育毛剤
頭皮が脂でベトベトの状態では、毛穴が詰まって髪の毛が育ちにくくなってしまいます。
頭皮脂質除去系の育毛剤は、皮脂の過剰分泌を抑制することで、育毛効果が期待できます。
頭皮がベタついていると感じている方は、このタイプのものをおすすめします。
現在ではアルコール分を多く含む育毛剤が多いようです。
栄養補給系育毛剤
頭皮に有効成分を直接塗布することで、より太い毛髪成長を促します。
栄養補給タイプの育毛剤は髪に良いといわれている「アセチルメチオニン」や「L-セリン」などのアミノ酸や塩酸ピリドキシンというビタミンなどの栄養分を補給することで、毛母細胞に直接働きかけ細胞を活性化させます。
栄養不足により頭皮に栄養素が届けられなくなると、抜け毛が増えてきます。
食生活が乱れている方やダイエット中の方などには特に、栄養補給系の育毛剤がオススメです。
また、毎日の食事で栄養素を摂取することに加え「育毛サプリメント」と併用することで更なる効果を期待できます。
育毛サプリメントには主に「L-リジン」、「亜鉛」、「ビタミンC」、「ビタミンE」などが配合されていますが、特に「亜鉛」は育毛に重要な成分で、亜鉛が不足していると抜け毛が増え、髪を作り出すことができなくなるといわれています。
ただし、育毛剤やサプリメントで栄養を補給できても、これらはあくまでも栄養補給をサポートするためのものです。
サプリメントだけ飲んでいても栄養が偏ってしまうので、バランスの良い食事を摂らなければ、サプリメントの効果を発揮することはできないでしょう。
育毛剤の関係図
育毛剤の種類としては、基本的に上記4種類があることを把握しておけば問題ないでしょう。
ただ、4種類とはいえ多くの育毛剤が一本で2種、3種の要素を含んでいる場合があるため、一概にどの育毛剤がどの種類に当てはまるかを特定することは難しいです。
種類ごとの関係をベン図で表すと以下のようになります。
このように、「栄養補給+男性ホルモン抑制」もあれば「血行促進+頭皮脂質除去」の要素を含んでいるなど、一本の育毛剤で複数要素が含まれていることがほとんどです。
しかし、「男性ホルモン抑制タイプ」と「頭皮脂質除去」の2種の効果が含まれている育毛剤は、私の知る限りでは存在しません。
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