育毛剤の選び方

頭皮が硬くなっている傾向にあります。

頭皮が硬いと血行不良を起こし、血液による髪への充分な栄養供給ができなくなります。結果、髪は弱って細くなり、やがて抜け落ちます。抜けた後もそのまま血行を改善しなければ、毛母細胞自体がやがて衰退して死を迎え、毛穴は縮小します。そうなると髪を再生することはほぼ不可能という最悪の事態を迎えることになるでしょう。

それを未然に防ぐには、次の対策が挙げられます。

• 定期的な適度な運動によって体全体の血行を改善する
• 普段からの姿勢を見直し、血を巡らせるよう意識する
• シャンプーやリンスをよく洗い流し、すすぎ残しを無くす
• たばこ・お酒を控える
• 頭皮血行促進系育毛剤を使用する

男性ホルモン量が多い傾向にあります。

男性ホルモン量が多い場合、AGAを引き起こしやすい体質であると考えられます。男性ホルモンのうち、5α-リダクターゼがテストステロンをジヒドロテストステロン(DHT)へと変換し、このDHTが毛乳頭細胞にある受容体に結合し、発毛を抑制（毛乳頭細胞に髪を作らない信号を送る）したり、血行不良を起こさせ栄養を妨げたり、頭皮を硬くし髪の毛周辺に炎症を引き起こすことで薄毛を招くと考えられているAGAですが、男性ホルモン量が多い方は通常の方と比べて、その他の薄毛要素(遺伝やストレス、生活習慣の乱れ)の影響も抱えているため、より薄毛になりやすい訳です。

男性ホルモン量が多い方には、次の対策が挙げられます。

• 定期的に適度な有酸素運動によって体全体の血行を改善する
• 自慰行為を減らす（自慰行為や妄想の回数に比例し、男性ホルモンは多く分泌されると言われています）
• なるべく興奮状態を迎えない、ストレスを抱えない
• 病院に行って女性ホルモンを注射で打ってもらう
• 早寝を心がける（男性ホルモンは深夜にかけて多く分泌されるため）
• 豆乳や豆類全般を摂取する（大豆イソフラボンが男性ホルモンの分泌を抑制します）
• 緑茶を飲む(男性ホルモンの分泌を低減させる働きがあと言われています)
• 男性ホルモン抑制系育毛剤を使用する

頭皮脂質量が過剰な傾向にあります。

頭皮の脂質量(皮脂分泌量)が過剰な場合、余計な皮脂が毛穴を塞いでしまい、血行不良やニキビ・頭皮トラブルの原因となったり、育毛剤などの有効成分の浸透を阻害してその効果を充分に得られなかったりします。健やかで強い髪を育てるために、過剰な皮脂は邪魔なのです。

頭皮脂質量を調節するには、次の対策が挙げられます。

• 定期的に適度な有酸素運動によって体全体の血行を改善する
• 揚げ物や肉類、チョコレートやケーキなどを控える
• 野菜や果物を積極的に摂取する
• シャンプーやリンスをよく洗い流し、すすぎ残しを無くす
• たばこ・お酒を控える
• 頭皮脂質除去系育毛剤を使用する

頭皮の栄養が不足している傾向にあります。

頭皮に栄養が不足していると、当然、髪に栄養が行き渡らないため、健康な髪は育ちません。栄養失調が続くと、髪は細くなり、やがて抜け落ちます。改善を図らなければ、毛根が衰退し、やがて死を迎えて毛穴が縮小してしまいます。また、頭皮が栄養不足の方は、身体の健康を損なっている場合が多いです。強い髪は健康体があってこそです。まずは身体の健康を根本的に見直す必要があるでしょう。

それを未然に防ぐには、次の対策が挙げられます。

• 定期的に適度な有酸素運動によって体全体の血行を改善
• 栄養バランスのいい食事を心がける
• 睡眠を充分にとる
• たばこ・お酒を控える
• 栄養補給系育毛剤を使用する