帽子の良し悪しについて

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帽子の良し悪し

帽子

薄毛・抜け毛を気にしている方であれば、帽子が頭皮にどのように影響するのか?一度は気になったことがあるのではないでしょうか。

一般的には、「帽子を被ると禿げる」、「蒸れて頭皮に良くない」などと言われていますが、その真否はいかに!?

というところを、ここに綴っておきます。改めて再確認してみると、忘れていたこと、新たに気づく点もあるかもしれませんので、今一度おさらいしておきましょう。

ではさっそく、「帽子を被ると禿げる」の噂の真否について、結果を先に言っておくと、実はこの噂は、半分当たっていますが、半分は当たっていません。

つまりどういうことかと言いますと、頭皮や髪に悪影響を及ぼすかどうかは、「正しく被るか被らないか」で決まってきます。

ではどのように被るのが頭皮にとって良くて、どのように被ってしまうと悪影響なのか、見ていきましょう。

 

頭皮や髪に良くない被り方

チョッパーの帽子

「帽子を被ると禿げる」と言われるのは、やはり蒸れや環境悪化が理由で、事実、誤った帽子の被り方をしていると、禿げやすい頭皮環境になってしましまいます。

髪・頭皮に悪い帽子の被り方の例をいくつか挙げてみます。

  • 夏場に蒸れる素材の帽子を被っている。
  • 長時間被ったまま。
  • 室内で帽子を取らないなど。
  • 締め付けがキツい帽子を被っている
  • 頭皮や髪が擦れてしまう帽子(ヘルメットなど)を被っている
  • 毛が絡みやすい素材の帽子を被っている
 

蒸れる素材、長時間、室内で被ったまま、など、このキーワードが当てはまるような被り方をしていると、帽子の中が蒸れてしまい、過度の皮脂が分泌されることになり、雑菌が繁殖しやすい環境になってしまいます。薄毛を気にする人や、オイリー肌の方にとって「清潔な頭皮環境」を保つ事はとても大切です。

締め付けがキツい帽子を被っていると、頭皮の血流を阻害してしまって、血液中の栄養が髪へ行き届きにくくなってしまいます。つまり、毛髪の成長を邪魔することになってしまいますので、帽子のサイズには注意しましょう。

頭皮・髪が擦れてしまう、毛が絡まるなど、このような帽子を被っていると、毛根に負担を与えてしまい、抜け毛の外的要因となってしまいます。

被り方というよりは帽子の構造や素材に注意することも重要であることもお分かりいただけましたでしょうか(こんなことを今更念入りに言われなくても分かってるといった方がほとんどかもしれませんが・・)。

では続いて正しい被り方について見てみましょう。

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正しい帽子の被り方

チョッパー

ここまで帽子の悪い点や悪影響ばかりを書いてきましたが、被り方によっては髪・頭皮にとって外的刺激や悪影響から守ってくれる、役立つアイテムとして活躍します。

では被り方の前にまずは、帽子がどのような外的刺激・悪影響から髪・頭皮を守ってくれるのかを見てみましょう。

  • 夏場の強い紫外線から髪・毛根・頭皮を守る
    意外と気にしない方が多いですが、頭頂部はヒトの身体の中で、最も紫外線を浴びやすい部分です。
    髪の長い女性の場合、紫外線による頭皮のダメージは髪によって守られやすいです。特に夏場は結ってアレンジすることで、より守られやすい状態になっていると言えるでしょう。
    ですが、髪の短い男性や薄毛に悩む人は、頭皮を紫外線から守ってくれる髪そのものが少ない状態です。薄毛の方にとって、夏場の紫外線を直接浴びることは、頭皮にとって大ダメージとなってしまいます。日焼けとは軽い火傷と同じ、つまり皮膚細胞が破壊されてしまうことと同じですから、悪影響の他なりません。
    また、紫外線は頭皮のバリアである皮脂を酸化させます。酸化した皮脂は過酸化物質となり、毛穴で炎症を起こしたり、皮脂の過剰分泌の原因にもなり兼ねます。よって、夏場の帽子は、髪や頭皮を紫外線から守るのに大いに役立ちます。

  • 冬の寒さから頭皮を守り、寒さによる血行不良を防ぐ
    冬は暖かいコートやマフラーをにより防寒対策をしますが、同じく、頭皮も寒さから守ってあげることは大切です。冷たい空気に晒された頭皮は、寒さで血管が収縮してしまい、充分な血液を毛根に送り込みにくい状態となってしまいます。また、冬の乾燥した空気や風に触れることは、頭皮の乾燥にも繋がってしまい、フケの発生にも繋がります。
    また、洗浄力の強いシャンプーを使っている場合、必要な皮脂まで根こそぎ奪われてしまって、頭皮が意外と乾燥していることがよくあります。冷たく乾燥して硬くなった頭皮は、とても育毛ができる環境とは言えません。冬場の帽子は、寒さと乾燥から頭皮を守ってくれるアイテムとして活躍します。また、アミノ酸系シャンプーによる適度な洗浄力のシャンプーであれば、乾燥を防ぎ、必要な皮脂を残した育毛に適した頭皮状態に仕上げられます。

 

このように、帽子の活用方法によっては、被ったほうがより頭皮にとってむしろ良い影響や外的刺激から守るのに役立つことがわかりました。

その上で、特に帽子の活躍が期待できる夏と冬におけるそれぞれの被り方のおすすめを紹介しておきます。

■夏の帽子のかぶり方
・外に出るときは、髪・頭皮の紫外線対策として帽子を被る。
・汗をかいたときは、帽子を取ってタオルやハンカチでまめに汗を拭き取る。
 (汗や皮脂の放置が蒸れや雑菌の繁殖につながるため)
・室内や日陰では帽子をとり、頭皮を換気する。
・帽子を被らない間は、帽子も通気性の良い場所に置く。
・帽子は定期的に洗濯やクリーニングをし、清潔に保つ。
・帽子で蒸れを感じた日は、出来るだけ早くシャンプーし頭皮を清潔に保つ。
※一度蒸れた頭皮を放置して寝るのは、当然NGです。

■夏におすすめの帽子
・アウトドアハット(通気性・紫外線カット良好。つぶして持ち歩ける。)
・メッシュキャップ(通気性良好。着用時に締め付けないこと。)
・ハット(素材に注意。通気性のよい麦わらやメッシュタイプがお勧め。)
・ハンチング(素材とサイズに注意。メッシュがお勧め。)
※どのタイプも、通気性の悪い素材(レザー、ニット、ウール、起毛素材製)は避ける。
※小さい帽子は締め付けや擦れが大きくなるので注意。

■冬の帽子のかぶり方
・寒い日や風の強い日に、保温性のある帽子を被る。
・夏にくらべ汗や皮脂による汚れは少ないが、汚れが気になる前に清潔に保つ。
・冬場の室内は暖かいので、室内では帽子をとる。(蒸れ防止)

■冬におすすめの帽子
・ウール・ニットなどの保温性・保湿性がすぐれた帽子。
・裏地付きの冬用ハットは保湿性も良好。
・ハンチング帽(収納時に邪魔にならないこともおすすめ)。

これを機に、帽子の選び方、素材選び、被り方、帽子との付き合い方を見つめ直し、正しく被って頭皮環境のケアに役立てると共に、オシャレを楽しんでくださればと思います。

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参考・関連情報

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