毛髪の状態

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毛根の状態を見極める

毛根

薄毛の進行状況は、毛根の状態から見極められます。

実際の進行状況を把握するためのお役立ち情報を記載していますので、確認してみてください。

お風呂でシャンプーした後や寝起きの枕元に、抜けた髪の毛がいっぱい落ちていると焦ってしまうものですが、約10万本もある髪の毛は、頭皮環境に異常のない健康な方でも1日に50本から100本は抜けています。

そして同じ数の新しい髪の毛が生えてきて、全体で一定を保つ仕組みになっています。

しかし、本来の寿命をまっとうできない髪の毛が現れ、ヘアサイクルのバランスが崩れると、「薄毛」という状況に陥ります。

そこで、抜けた髪がきちんと寿命をまっとうしたものかそうでないかを見極めることで、薄毛の進行状況を見極めましょう。

自身の状況はどうなのか、次の手順でチェックしてみてください。

 

抜け毛を集める

ただ落ちている髪の毛を集めるというのではなく、定期的に決まった場所で、同じ条件で採取しましょう。
色んなシーンが考えられますが、ベストはシャンプーした時に抜け落ちた髪の毛を集めることです。
一番抜ける数が多いのは、やはりシャンプーの時ですし、それをチェックすることで抜け毛の本数の変化にも敏感になるためです。

収集するタイミングは、週に1回程度でOKです。

前日のものと混ざらないように、排水口をキレイに掃除して、「髪の毛取りシート」などを敷いて集めましょう。

現状の状態を知る上での収集期間としては、3ヶ月程度で充分でしょう。

ただ、育毛対策を始めてから効果の確認をされたい場合は、自身が納得するまで収集するのが良いです。

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毛根を観察する

次に、集めた髪の毛から任意で何本か選び、その毛根をチェックします。

そのカタチや付着物など毛根の状態がどのようになっているか、次のいずれかの状態に当てはまるかどうか確認してみましょう。

 

毛根状態

  1. 「おたまじゃくし」タイプ
    ⇒健康な髪です
    自然な抜け毛は、毛根が楕円形です。毛根のところの太さが毛の2倍くらいあれば、それは寿命をまっとうした髪の毛です。毛根が膨らんでいておたまじゃくしのような状態のものばかりなら、まだ心配は無いと判断できます。
  2. 「アンテナ」タイプ
    ⇒危険信号点滅
    毛根の先からアンテナのようなものが出ていたら、危険信号です。それは、ヘアサイクルの「休止期」に入る前に抜けてしまったものです。この段階で抜けるのは、毛穴が目詰まりを起こしているケースが多く、特に脂性の人に見られる傾向です。
  3. 「先細り」タイプ
    ⇒すぐに育毛対策に着手しましょう
    毛根が膨らんでいない先細りタイプは、毛根自体が弱々しく、頭皮にしっかりと根を張ることができなかった髪の毛です。成長期にあるべき毛母細胞が正常に働かなかったということなどが原因で、少しの負荷で抜けてしまいます。このような毛根の髪が増えてきたなら、薄毛は確実に進行しています。
  4. 「うぶ毛」タイプ
    ⇒異常事態or回復兆候!?
    細くて短いうぶ毛のような髪は、ヘアサイクルの初期に抜けてしまったものです。現在薄毛ではない方でこのようなものが多くなってきたら、早急に対策が必要な状態です。生まれてすぐに死んでしまっている状態と言えますから、頭皮環境としては異常事態です。ただ、既に明らかに薄毛の方でこのうぶ毛タイプが増えてきたら、それは回復の兆しと捉え、これまでのヘアケアにさらに磨きをかけ、より丹念に手入れすると良いでしょう。
  5. 「角栓様物質つき」タイプ
    これは毛根のカタチとは視点が異なりますが、もし角栓様物質(かくせんようぶっしつ)が付いたものが見つかったら、これも要注意です。上記2~4の毛根を生み出す要因だからです。シャンプーでも流れなかったほどガンコな汚れが毛穴を完全に塞いでしまい、髪の毛はほぼ窒息死状態と言えます。

角栓様物質

※角栓様物質の育毛阻害について

  1. 体の中にある「テストステロン」という男性ホルモンと、
    毛母細胞中の「リダクターゼ」という酵素が結合して強力な脱毛ホルモン、
    「DHT=デヒドロテストステロン」ができる。
  2. DHT=デヒドロテストステロンが、毛母細胞での髪の生成を妨げる。

  3. DHT=デヒドロテストステロンには皮脂腺を刺激する働きがあり、
    そのため過剰に分泌された皮脂が毛穴の中の古い角質と混ざり合い、
    「角栓様物質」という大きな塊となって毛穴を塞ぎ、育毛を阻害する。
  4.   

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