薄毛・抜け毛の原因について
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薄毛・抜け毛の原因
「薄毛とは」で薄毛の定義について述べました。
では薄毛はなぜ起こるのでしょうか?薄毛には様々な原因があります。
◇遺伝
薄毛には遺伝が大きく影響しています。しかし、薄毛自体が遺伝するのではなく男性ホルモンの分泌量など薄毛の要因となる体質が遺伝し、生活習慣やストレスなどの複合的な要因で薄毛となります。
◇男性ホルモン
男性ホルモンのテストステロンが、5αリダクターゼという変換酵素の働きで、デヒドロテストステロン(またはジヒドロテストステロン)というホルモンに変換され、このホルモンが毛乳頭細胞にある受容体に結合し、発毛を抑制(毛乳頭細胞に髪を作らない信号を送る)したり、血行不良を起こさせ、栄養を妨げたり頭皮を硬くし、髪の毛周辺に炎症を引き起こします。しかし、はっきりとしたメカニズムはまだ解明されていない部分が多いです。
◇食生活や喫煙などの要因
肉類や油物の摂り過ぎで血中コレステロールが増加すると、血が粘って末端の頭皮まで血が流れにくくなり、抜け毛につながります。無理なダイエットで抜け毛が急速に進むこともあります。また、たばこのニコチンは血管を収縮させるはたらきがあり、脱毛を促進すると考えられています。
◇不規則な生活
髪の毛は夜間に成長し、昼間は成長しません。夜遅くまで起きていると血液が別の組織、細胞に回され、毛母細胞までには行き渡らなくなります。また昼に受けた髪や皮膚のダメージは、寝ている間に働く免疫細胞やホルモンによって修復されるので、睡眠不足は髪にも良くありません。
◇ストレス
ストレスによる緊張などで末梢神経の血流が悪くなるので、毛根に栄養が行き届かなくなります。また、ストレスにより胃を始めとする内臓の不調を起こし、頭髪の材料になるタンパク質やミネラルの合成や吸収が悪くなります。すると筋肉が収縮して血管が細くなり毛根部に栄養分が十分運ばれなくなり、毛髪が育たなくなると言われています。特に円形脱毛症は、ストレスが第一の原因だと言われています。
◇不適当なヘアケア
市販のシャンプーの主成分の界面活性剤は、皮膚細胞内へ入り込み細胞を殺したり弱らせる作用があるため、十分にすすぎをしないと、抜け毛につながります。また過度の洗髪や、逆に洗わないで不潔にしているのも、抜け毛の原因になってしまいます。パーマやヘアダイ、ドライヤーの使いすぎも抜け毛を促進する場合があります。
◇帽子のかぶりすぎ
帽子をかぶると頭皮が蒸れた状態になり雑菌が繁殖し薄毛の原因になるといわれています。昔から野球選手が職業柄、長時間帽子をかぶるので薄毛が多いといわれているのは本当かもしれません。帽子と薄毛の関係については、帽子の良し悪しに詳しく書いています。
◇筋トレのしすぎ
あまり一般的ではありませんが、筋トレをしすぎると頭髪に悪影響を及ぼすとされるジヒドロテストステロンが分泌され薄毛の原因となるといわれています。真偽のほどは明らかではなく研究段階の情報ですが、イギリスの大衆紙の記事になった話題です。
このように、薄毛の原因は様々です。
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